呼吸が浅い
- pilatesliberte
- 2021年2月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年10月28日
先日、呼吸法を教えている方とお話しする機会がありました。
お互い、共通認識があったことは、
「人は、力を入れることは得意だけれど、力を抜くことは苦手な人が多い」
ということ。
そして、
「呼吸が浅い人が多い」
ということでした。
また、その方は、
「横隔膜が硬い人が多いです」
ともおっしゃっておられました。
そう言われてはたと気づき、久しぶりに自分の肋骨下部(みぞおちのあたり)を触ってみると、
確かに、確かに! 硬いなぁと感じました。
そういえば、マスク生活が始まって以降、思うように深く呼吸ができていなかったように思います。
すごく不自由な気持ちになる自分がいます。
ピラティスは、腹部を軽く引き込ませた状態で胸で呼吸をする、胸式呼吸をします。
胸式呼吸は交感神経をオンにしてくれるので、やる気・元気が出る呼吸です。
日中は交感神経がオンになっていて欲しいので、この呼吸で日常を過ごすことは良いと思います。
ですが、ゆったりしたい時、お休みする時には副交感神経がオンになって、リラックスしたいものです。
力を抜けない人は、きっとこの自律神経のオンオフの切り替えがうまくいかないのでは?と思います。
私も、どちらかというと力が抜けないタイプなので、積極的にゆったり呼吸することを心がけているつもりです。
以前よりは力が抜けるようになりましたが…、
やっぱり、忙しい時や、緊張している時、自分のキャパを超えることをしている時など、いつの間にかまた呼吸が浅くなり、胸が縮こまっていることに気づきます。
最近の自分も、そうなっていたような気がします。

みなさんは上の図のピンクで囲っている部分、ここは固くなっていませんか?
人差し指から小指までの4本指をこの部分に入れてみて、1センチくらい指が入るのが目安なのですが、指が入らないと横隔膜が固いかもしれません。
このラインをさすってあげたり、エクササイズボールでコロコロ筋膜リリースしたりするとほぐれてきますよ!
名前は横隔膜ですが、立派な筋肉です。
固い筋肉は、うまく伸び縮みしてくれないので、動きが鈍くなってきます。
ほわほわな筋肉が理想ですね!
横隔膜がしっかり動いていくれるから、たくさん息を吸って吐くことができます。
Yさん、気づかせてくれてありがとうございました!
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