背骨のS字カーブ
- pilatesliberte
- 2021年9月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月6日
何度かこのブログでも書いている、背骨のS字カーブのお話です。
なんとなくどこかで耳にしたことがあるかと思いますが、このS字カーブは、
バネのようなエネルギーを持っており、体重を均等に配分する重要な役割を果たしています。

使用イラスト(c)フリーメディカルイラスト図鑑
このS字カーブ。
胸椎(胸の骨)と仙骨(お尻の骨)が後ろに湾曲しており、頸椎(首の骨)と腰椎(腰の骨)が前に湾曲しています。
この、胸椎と仙骨の後湾は、一次湾曲と呼ばれ、胎児の時にすでにできていたカーブなのだそうです。
また、頚椎と腰椎は、赤ちゃんがハイハイから起きあがろうとするときにできるカーブで、二次湾曲と呼ばれるそうです。
二次湾曲は、最小限の努力で下半身にかかる上半身の重さのバランスを取ることを可能にしてくれます。
したがって、この二次湾曲がないと、長時間直立することが難しくなってきます。
カーブがない背骨は、全ての上からかかる体重を下半身に伝えてしまうので、かなり負荷がかかってしまうわけですね。
人間の身体って、うまい具合に二足歩行に向けて進化してきたんだなぁと改めて思います。
正しい姿勢を保って、最小限のエネルギーで身体を動かすことを習得できるよう、引き続きピラティスで意識づけしていきたいです!
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