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足の親指の強さ

  • 執筆者の写真: pilatesliberte
    pilatesliberte
  • 2022年7月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年10月2日

足の役割の一つに、床を蹴って前に進むということがあります。

この時に母趾(足の親指)はとても大活躍してくれています。


母趾(足の親指)の主な役割は3つあります


1:床を蹴ること

2:片脚立ちのバランスを高める

3:足部の安定性をはかること


足の指の中で一番大きな母趾(足の親指)は、大きいものの宿命なのか、一番与えられている役目が多いようです。


上記の、


1→床をしっかり蹴って前に進めない(=ペタペタ歩き)

2→片脚バランスが苦手

3→外反母趾などの変形で足部の安定がはかれない・・・等


これらのことがある方は、母趾(足の親指)がうまく使えていないことが考えらえるようです。


私は以前、バレエを習っておりました。

片脚バランスが苦手でした。

特に左脚のみでルルベ(バレエシューズでつま先立ちになること)でパッセというポジションをとると、ピサの斜塔のように傾いてよろけそうになるという、、💦

当時は「なんでだろう??左のふくらはぎの筋力や、脇腹の筋力が弱いのかな?」と思っていました。

(ふくらはぎの筋肉はとても立派なので、そんなはずはないのに!!)


ここにきてようやく原因がわかりました!!

私の場合、母趾(足の親指)をしっかり使うことができず、逆に強い方のふくらはぎの筋肉にばかり頼っていたのです。

だからふくらはぎばっかりモリモリ育ち続けていたことに気づきました😭


ここでも強い方の筋肉にばかり頼っていたことが伺えます。


私のように片脚バランスが苦手な方は、母趾(足の親指)で押す力を養うことが大切だと思います。


母趾(足の親指)で身体を支えることができると、股関節の内転が起き、足が身体(骨盤)の中心に配置できることにより、片脚バランスが安定するのです。


このことに気づいて以降の私は、格段に片脚バランスがとりやすくなりました。


これらの意識はバレエのみならず、日常にも必要な意識です。

なぜならば、片脚立ちの連続が、「歩く」や「走る」ということに繋がるからです。



地面を蹴って早く走れない、

ペタペタ歩きの方、

片脚バランスが苦手、

外反母趾や扁平足など足のお悩みがある方は、


母趾(足の親指)がうまく使えるようになると改善につながると思います。


オススメのトレーニングは、「親指押しエクササイズ」


①足の内側のラインをつけた状態で、すべての指を上げた状態から、

②親指だけで床を押し、また①に戻るを繰り返します


このエクササイズをしていると、足が攣りそうになりますが、母趾(足の親指)にはたくさん筋肉が付着しているので、しっかり使えるようにしていきたいです。

外反母趾や扁平足の改善も期待できます!


ペタペタ歩きは、蹴って歩けていないので、その歩き方を続けていると、歳を重ねた時にこけやすくもなっていくので注意が必要です!!

今からロコモティブシンドローム防止対策ですね。

気づいたら、修正していきましょう。


何事も、気づくことが大切だと思います。


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