どうしても骨盤が立たない
- pilatesliberte
- 2020年2月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年1月24日
先日、グループレッスンで、座位(座った状態)のエクササイズをしていた時、
「どうしても骨盤が立たない」というご意見がありました。
その方の姿勢をチェックしてみると、腰丸まり姿勢。
ピラティス的にいうと、Cカーブを描いている状態でした。
(つむじから尾骨までで、Cの字を描いている状態)
ソファに座って、リラックスしている状態であれば、それもよいと思います。
ではなぜ骨盤が立たないのでしょうか??
↓↓↓
骨盤を立てる(理想的なポジションは、ほんの少し前傾)のに大切な筋肉があります。
それは「腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)」です。
内臓のさらに奥、背骨から太腿の骨にかけて走行している筋肉です。
股関節を屈曲させるときにも使われる筋肉です。
ちょうど座っているときは、股関節が90度に屈曲している状態です。

使用イラスト(c)フリーメディカルイラスト図鑑
腸腰筋は、軸の伸長(身体の軸を引き上げる意識)を行うと、自然にスイッチが入り、骨盤を理想的なポジションに立ててくれます。
ですが、腰が丸まり、頭が前に落ちている状態ですと、軸の伸長ができていないので、腸腰筋もうまく働いてくれません。
「頭は高いところに、首は長く、目線は遠く、みぞおちも引き上げ、でも肩は下げる」
あれ?なんか今の自分の姿勢どうかな??
と思うときは、このイメージを時々思い出してほしいです。
そして腸腰筋自体も、鍛えていきたいです。
仰向けで、脚をテーブルトップ(膝を曲げたまま脚を持ち上げる→股関節の上に膝、すねは床と並行)にする練習だけでも、腸腰筋に刺激が入ります。
これだとおうちでも安全にできると思います。
(※骨盤はニュートラルをキープしてくださいね!)
自転車こぎの練習と同じく、繰り返し練習して、身体にこの感覚を落とし込んでいきたいです。
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