感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた
- pilatesliberte

- 2021年2月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年2月15日
はたらく細胞に続き、おススメ本のご紹介です。
この本は、消化器外科医であり、漫画家のさーたりさんが、お子さんたちから「ウイルスって何?」と質問されたところから始まります。
そこで専門家の御父上(お子さんからしたらおじいちゃん)である中山哲夫医師(北里大学特任教授)がわかりやすく感染症やウイルスについて教えてくださるという構成でできています。
漫画と、中山先生のコラムで丁寧に感染症やワクチンについて、そして最終章には今一番気になる新型コロナウイルスについて書かれています。
私がこの本で印象に残ったのは、
①ウイルスと細菌の違い
②ウイルスは感染臓器や組織を選ぶので、臓器別に感染・増殖する部位が決まっている
③感染症の歴史(ワクチンに対する誤解は今に始まったことではないこと。過去の歴史から感染症やワクチンに関することを知ることが大切)
④ワクチンには社会的意義がある
「重症化しやすいけどワクチンを打てない人たち」を守るために摂取する
(※妊娠中や免疫低下(化学療法治療中や臓器移植後の免疫抑制剤を飲んでいる)の状態にある方々はワクチンが打てない)
⑤これからの感染症対策には、社会経済、自然環境、動物の生態環境の変化にも考慮することが必要
大きく分けるとこの5つでした。
人類は、さまざまなウイルスや細菌と戦ってきた歴史があることを知りました。
あらためて、しっかりワクチン接種をして、「かからない」「うつさない」を心がけねばと思いました。
私は大丈夫、
なんて思っている自分が、少しいたような気がします。

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