背筋トレーニングの時にも伸びる意識
- pilatesliberte
- 2022年5月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月29日
ピラティスエクササイズでは、常に身体の内側、深層部の筋肉を起動した状態で、身体を引き伸ばしがら身体を動かすことを繰り返し練習します。
スワンやバックエクステンションなど、うつ伏せで背筋のエクササイズを行うとき、
たくさん上半身を上げようという意識が強いのか、下の写真のように、顎を引き上げて、首の後ろ側が詰まっておられる方をよくお見かけします。

そうなると、背骨もS字のカーブを逸脱してしまい、ニュートラルが保てていない、お腹も抜けて、腰を痛めてしまう可能性もあります。
そこで意識していただきたいのは、エロンゲーション。
身体を引き伸ばしながら動く意識です。

ポイントは、
①顎を引き上げすぎない(顎に完熟トマトを挟んで落とさないようにするようなイメージ)
②頭(つむじ)は前の壁を押すような意識
③肩甲骨と指先はつま先の方へ下げる
④頭とつま先を遠くに引き合うようなイメージ
たくさん背筋を使って上半身を持ち上げるというよりは、頭を遠くに引き伸ばしながらちょっと上がるようなイメージで私は動いています。
頭の方向性、肩の方向性、つま先の方向性
この感覚をイメージするのに役立つのが、ストレッチーズ。
ピラティスの補助具として開発されたツールです。

この布にまといながらバックエクステンションを行うと、
足裏で布を押す→布で肩を押し下げてくれる→それに反発して頭を前方に引き上げる感覚。
身体を引き伸ばしながら動く感覚を養ってくれます。
また布に反発して身体を引き上げる、引き伸ばすので、それが抵抗にもなるため、より背筋の強化につながります。
こういったツールを使うと、また身体の感覚が研ぎ澄まされていくので、普段のマットピラティスの動きが格段に変わっていきます。
肩をすくめて動く癖のある方には、ぜひ体験していただきたいです!!
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