アキレス腱伸ばし
- pilatesliberte
- 2020年9月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年7月3日

この長テーブルの脚を見ていると、いつもアキレス腱伸ばしを思い出してしまいます。
なんとなく、人の脚に見えてしまうのです。
ちょうど人が、アキレス腱とふくらはぎの筋肉「ヒラメ筋」をストレッチしているかのように。
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉と、かかとの骨をつなぐ部分です。

使用イラスト(c)フリーメディカルイラスト図鑑
アキレス腱は人体の中でもっとも大きくて硬い腱です。
強力なバネとして働いてくれています。
アキレス腱に弾力があれば、伸び縮みがスムーズになるので、歩行や、走ること、ジャンプすることなどがスムーズになります。
逆に弾力がなくなると、バネの力が弱くなり、その分膝や腰に負担がかかり、膝痛や腰痛、さらには肩こりなどにもつながってしまうのです。
思わぬところに腰痛や肩こりの要因があったりするものですね。
腰痛等の痛みがある人もない人も、一日に一回は、アキレス腱+ふくらはぎの筋肉のストレッチをおすすめします!!
【アキレス腱+ふくらはぎ伸ばし①】

前側の脚に体重を乗せながら、後ろに引いた脚の膝裏を伸ばし、かかとを床につけた状態で30秒~1分ほどキープします。(左右ともに)
アキレス腱とともに、ふくらはぎの筋肉の中でも外側の「腓腹筋」という筋肉がストレッチされます。
※腓腹筋は、足の甲を伸ばすときと、膝を曲げることが主な働きです。
【アキレス腱+ふくらはぎ伸ばし②】

前側の脚に体重を乗せながら、後ろに引いた脚の膝を曲げ、踵を床につけた状態で30秒~1分ほどキープします。(左右ともに)
アキレス腱とともに、ふくらはぎの筋肉の中でも内側の「ヒラメ筋」という筋肉がストレッチされます。
※ヒラメ筋は、足の甲を伸ばすことが主な働きですが、姿勢を保つセンサーの役割も果たすので、とても大切です。
どちらも共通して、ストレッチするときには、膝とつま先の方向は同じにしてください。
(膝を痛めないようにするためです)
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