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エクササイズ中、息をこらえないでくださいね

  • 執筆者の写真: pilatesliberte
    pilatesliberte
  • 2023年11月11日
  • 読了時間: 2分


ピラティスのみならず、さまざまなトレーニングをするときに、気をつけてほしいことがいくつかあります。


今日はその中でも、怒責(呼吸を止めていきむこと)についてお伝えしようと思います。


レッスン中、特にチェストリフトなど上半身を持ち上げるエクササイズをしている時などに、歯を食いしばり、首や肩に力が入った状態で動いている方を時々お見かけします。

それはご自身のキャパシティを超えているサインと言っても過言ではないです。


このようなサインがあるときは、たいてい呼吸も止まっています。

呼吸を止めると腹圧が上がり、腹大静脈を圧迫して血圧が上昇します。


ウェイトリフティングのような重たい重量のものを持ち上げる時には、

呼吸を止めて「フンッ」といきんでパワーを出さなければならないけれど(いわゆる無酸素運動です)、少なくともピラティスレッスン時にはそのような必要はありません。


いきむことは血圧の上昇につながりますので、特に高血圧の方には気をつけていただきたいです。

また、緑内障の方も眼圧上昇に繋がってしまうので気をつけてください。


呼吸を止めるのは、身体が硬直してストレスから守ろうとする防御反応なので、キャパシティを超えた運動をしている可能性があります。


キャパシティを超えているサインは、


①眉間に皺が寄ったりするような険しい表情になっている

②肩がすくんで肩肘を張っている

③浅い呼吸になっている


このようなサインがあったら、一旦ゆっくり深呼吸してリラックスするよう心がけてください。


私のレッスンの時には、序盤に必ず腹式呼吸の要領でコルセット筋の起動の練習をします。

軽く腹圧をかけることになるので、その時にもいきむことになりがちです。


★ポイントは、軽く口を開けて(歯を食いしばることなく)、はーっとため息をつくようなイメージで、息を吐きながら下腹を薄くしていただきたいです。


資格の学校では、口をすぼめて「シューッ」と音をさせながら息を吐くストロー呼吸を習いました。

こっちの方が一般的です。


でもこれをやると口の周りの口輪筋が緊張するし、腹の奥底から息を吐き出しにくいです。

なので私は「口を軽く開けてはーっとため息をつくように」ナビゲーションしています。


ドイツで活動している私の師匠もこちらを推奨されておられました。

なので私もこちらを推奨します!!


どちらにしても、息をこらえないことが大切です。



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★目白・高田馬場・清瀬のPILATES & RELAXATION LIBERTE


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