生まれてから今までずっと、腰の筋肉は働き続けている!
- pilatesliberte
- 2022年6月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月29日
私たち人間は、四足歩行から二足歩行に進化して来た結果、手を自由に使えるようになりました。
しかし重力に逆らって、立って、歩いて、動き回ることにより、四つ足の時にはなかった腰への負担が増大しました。
このようなデータがあります。
体重70キロの人で、横向きに寝ているだけで、体重と同じくらいの75キロの圧力が、腰椎(5つの腰の骨)の間の椎間板にかかっているそうです。
「え?寝てる時も??」と、驚いたのは私だけでしょうか??
そのほかの姿勢時の圧力もご紹介いたします。
↓ ↓
★体重70kgの人の第三腰椎椎間板にかかる圧力(スウェーデン アルフ・ナケムソン氏調べ)
仰向け→25kg
横向き→75kg
立位(まっすぐ立つ)→100kg
腰を曲げる→150kg
重いものを持つ→220kg
座る→140kg
座って前屈(前にかがむ)→185kg
座って前屈し、重いものを持つ→275kg
座っているときも、立っているときも、歩いているときも、そして寝ているときでさえも、常に腰椎の椎間板には体重に比例した圧力がかかった上で、身体を支えてくれているということに驚きました。
それだけ日々酷使している腰ですから、腰痛を抱えている人が多いことに納得します。
実際に全国民22%(5人に1人)は腰痛を抱えているというデータもあるそうです。
ピラティスエクササイズでは、脊椎(背骨)をいろんな方向に動かしていきます。
屈曲(曲げる)、伸展(反らす)、側屈(片方に傾ける)、回旋(ねじる)
これらの運動で、いろんな方向に背骨を動かしているので、常に同じ姿勢でかかっている椎間板の圧力を分散できるのだと思います。
だから、「今日は腰が辛いのです」とおっしゃるお客様たちも、レッスン後には、
「楽になりました!!」とおっしゃって下さるのだなぁと、改めて実感しているところです。
同じ姿勢を取り続けていることが身体によろしくないということは、そういことなのだなと思います。
デスクワークの方、特にお気をつけくださいね。
時々立ち上がっていろんな方向に身体を動かしていきましょう!
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