頭を高いところに置く意識
- pilatesliberte
- 2020年2月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月12日
ピラティスのお仕事をはじめてから、自分自身のニュートラルポジションを探し続けています。
私は首が細長く、ストレートネックです。
子供の頃、よく「ろくろっ首」とか「きりん」とか「首長族」とか男の子にからかわれていました。
それ以降、からかわれるのが嫌で、自然と首をすくめる姿勢を取るようになったように思います。
ピラティスを始める前、ストレートネックが悪化して、自律神経がおかしくなった時がありました。
頭痛、首ぎっくりはしょっちゅうでした。
でも一番つらかったのは不眠になってしまったことです。
昔はのびたくんばりに、「横になったら3秒で眠れる!」を自負していたのですが…。
あの頃は本当につらかったです。
頭が前に傾くと、ボーリングの玉くらいの重さの頭を、それ以上落ちないように、首の後ろや背中の筋肉くんや靭帯さんたちが支えてくれています。
それが首コリや肩こり、はたまた腰痛の要因だったようです。
いつも緊張しっぱなしの状態…。
ピラティスをはじめてからは、頭を高いところに置き、どこのギアにも入っていない「ニュートラルポジション」を意識するようにしています。
頭を高いところに置くと、背骨も理想的な湾曲に(S字のカーブ)を描いてくれて、しっかりした軸が出来上がります。
軸骨格の位置関係が最適な状態であれば、身体がこんなに楽に動かせるんだということを実感しています。
ただ、いつもこのニュートラルポジションにいれるわけではありません。
人は仕事や家事・育児や、スポーツをしているとき等々、さまざまなシーンでその時特有の姿勢で身体を動かしています。
私自身、デスクワークをしているとき、佳境に入ると頭と首が前に落ち、背中は丸まり、いつのまにか脚まで組んでいます。
長年の身体の使い方の癖は、意識しないとなかなかなおりません。
でも、それを踏まえたうえで、時々頭の位置や、肩の位置などをニュートラルに戻す意識を入れています。
そうすると、今までの不調がずいぶん改善されてきました。
子供のころに、いつのまにか自転車をこげるようになったように、いつのまにか無意識に、ニュートラルな姿勢が自分の身体に浸透するようになりたいです。
繰り返し、繰り返し、まずは練習ですね☆
というわけで、
本日お伝えしたかったのは「頭を高いところに置く意識」でした。
あ、ちょっと肩がつらいな、腰が痛いな、とか、何か不調を感じた時、
ご自身の頭の位置を少しチェックしてみてくださいね。
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