膝の不安定性を助長してしまう習慣
- pilatesliberte
- 2022年9月4日
- 読了時間: 3分
この記事は、今膝の調子が悪くない方にも読んでいただきたいです。
ハードラーストレッチをすると、膝の関節に捻れが生じてしまうということを書きました。
この体勢、似たような動きがあります。
それは「割り座」です。

ちょうどハードラーストレッチを両脚で一気にやっているような形になります。
ということは、、。
やはり割り座も両膝が外側に捻れて、膝の関節に対して不安定性をきたしてしまうことになります。
割り座の習慣を持つ人は、大抵膝の関節の不安定性(弛緩性)が大きいそうです。
割り座の姿勢も、膝の関節を守ってくれるバンドの役割の靭帯が緩んでしまうことを助長することになってしまいます。
では、割り座やハードラーストレッチを習慣にしていると、運動の際にどのような影響が起きるのでしょうか??
これらの習慣がある方は、日常生活やスポーツの場面で膝を曲げるときに、膝がつま先より内側に入りやすくなってしまいます。


膝の曲げ伸ばしの際に、膝とつま先の方向が一致しない動きが入ると(今回の場合は、膝が内側に入るパターン)、過度に膝に負担をかけ、膝を痛めやすい動きをしていることになります。
でもこれらの習慣がでなくとも、歩いている時や運動をしている時に、膝がつま先より内側に入っている方を時々お見かけします。
そのような方々も、膝の内側のバンド(内側靭帯)が緩い傾向があるかもしれません。
■今回のまとめ
①:割り座やハードラーストレッチの習慣がある方
②:①の習慣がなくても、膝を曲げた時に膝がつま先より内側に入る傾向がある方は、
↓↓
ともに膝の内側のバンド(内側靭帯)が緩く、膝を曲げたときに関節が捻れやすくなり、
大腿四頭筋(前腿の筋肉)の中でも内側だけが伸び、偏った筋肉の使い方になってしまいます。
対策としては、
↓↓
★膝の関節に負担のない方法で大腿四頭筋のストレッチを行う
★膝を曲げる時にはつま先方向に曲げることを意識する
★大腿四頭筋は膝関節に付着している筋肉なので、膝のコンディションに大きな影響を与えます。加齢や運動不足で衰えやすい筋肉でもあるため、しっかり前腿の筋肉を強化していきましょう!!
大腿四頭筋の筋トレには、スクワットがおすすめです。
膝が内側に入りやすい人は、両膝が内側に入らないようにするために、膝にボールやクッションなどを挟んで行うと良いです。

今膝の調子が悪い方もそうでない方も、ぜひ意識してみてください。
いつまでも自分の脚で元気に歩いていきたいです!!
ーーー
追記
前回の記事で、私自身も以前はハードラーストレッチをしておりましたと書きましたが、
私の場合は無精者なので、両脚を一気にストレッチさせてました😅
しかもさらにそのまま仰向けになって寝たままストレッチをしてしまうという・・・。

考えてみたら、これも割り座をしていることと一緒ですね💦💦
久しぶりにやってみたら、下腿骨が捻れて起き上がった後に、膝にしばらく違和感を感じました。
やはり、あまりおススメできな体勢(ストレッチ)だなと思います。
ちなみに、実は私も靭帯が緩いタイプです。
なので自分自身もバンドが緩い分それをカバーすべく、筋力はキープさせて関節の破綻が来ないように心がけています。
女性は特にこのタイプが多いです。
男性より筋肉量が少ないので注意が必要です。
遅いということは決してありません。
しっかり筋トレしましょう!!
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